田園地帯で黄金色に輝く渡場のイチョウ並木

長野県中川村には、知る人ぞ知る黄葉の名所があります。天竜川近くの田園地帯に約30本のイチョウが並んでいます。秋になると、黄色く色付いたイチョウ並木が絵のような風景を作り出します。色付いたイチョウ並木と中央アルプスのコラボ風景を撮影できると隠れた人気のスポットです。

目次

子の実降る黄金色の世界で思い思いの時を過ごす

落葉がはじまると、頭上も足元も黄金色の絨毯を敷き詰めたような見事な景色になります。絵画のようなシチュエーションの中、お散歩を楽しんだり、写真撮影を楽しんだり、ベンチに座って景色を楽しんだりしたりとのんびりとした時間を費やすことのできるスポットです。

渡場(とば)のイチョウ並木最大の魅力】黄葉の木と辺り一面に落ちたイチョウの葉が作り出す黄金色の世界。

残念ポイント】銀杏の実がたくさん落ちているので足で踏んでしまって臭くなる

渡場のイチョウ並木の特長

秋が深まると、イチョウの葉が落ちて辺りは黄金色の絨毯を敷き詰めたようになります。中央アルプスを望む田園地帯に、約300mに渡って並ぶイチョウの木々は、遠くからでも存在感を放ています。行き交うドラバーの目を楽しませてくれます。その美しさは、『美しい村なかがわ36景』のひとつに選ばれています。黄金色の輝くイチョウ並木は、まさに絵に描いたような風景です。

渡場のイチョウ並木」を楽しむために知っておこう!

【事前準備】

  • 靴底をキレイにできるグッズ
  • 銀杏拾いをする際、協力できる方は、袋代として100円の準備

【禁止事項】

  • 銀杏拾いの際、棒などの道具を使って枝を痛めるような方法で採るのはダメです。

おすすめの場所

①イチョウの葉が降り積もった所

イチョウの葉は並木の北側から落ちていきます。落葉している木の下で、厚みのある落ち葉がある場所。

【おすすめの理由】黄金色の絨毯を敷き詰めたように美しい光景を見ることができます。写真を撮るなら、順行になる午前中がおすすです。

②銀杏の落ちている箇所

落ち葉のない所よりも、落ち葉がたくさん降り積もった箇所。

【おすすめの理由】木の下に落ちている銀杏の実は、フリーゾーンとして自由に拾うことができます。落ちている銀杏の実は、「久治」という早生種です。

③木の下

30本近く並ぶイチョウ並木。見上げたときに、イチョウの枝が密集していない木の下。

【おすすめの理由】晴れた日、イチョウの木の下から上を見上げると、空の青にイチョウの黄色がとても映えます。見ていると吸い込まれそうな美しさです。曇の日は、グレーの空を彩度の高いイチョウの黄色が空を明るく照らし、情調的な美しさを見ることができます。

④イチョウ並木に設置されたベンチ

イチョウ並木の北側にあります。

【おすすめの理由】西向きに座ると、イチョウの木越しに中央アルプスの山々の景観を見ることができます。黄金色のイチョウと中央アルプスの共演は、絵になる光景です。

⑤イチョウ並木の北側にある小路付近

ベンチの設置場所付近に、小路があります。県道から入ってくる道です。小路を西に向かって数メートル歩きます。少しイチョウ並木から離れたあたりです。

【おすすめの理由】イチョウ並木の東側には、小さな水路が流れています。イチョウ並木から少し離れることで、並木と水路の牧歌的な風景を見ることができます。

「渡場のイチョウ並木」は、中部電力「南向(みなかた)発電所」の放水路の空き地を有効活する目的で植えられました。地域の住民の方々が、約30本のイチョウを植えたのがはじまりだといわれています。見学無料。イチョウ並木の見頃は、例年11月上旬から11月中旬です。その頃には、イチョウ並木の北側に10台から20台南側に5台から10台の駐車スペースが設けられます。早朝から、写真愛好家を中心に多くの人で賑わいます。

アクセス

〈車を利用の場合〉

・中央自動車 松川ICから約6㎞でおよそ15分

・中央自動車 駒ヶ根ICから約22㎞でおよそ35分

〈公共交通機関〉

・JR飯田線 飯島駅下車 タクシーを利用して約20分

・JR飯田線 伊那大島駅下車 タクシーを利用して約10分

「渡場のイチョウ並木」についての公式Facebook→中川観光協会

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