四国八十八景1番に選ばれている『渦の道』。海上45mの鳴門大橋の中にある遊歩道です。『渦の道』のある場所は、瀬戸内海国立公園の一部に指定されており眺望は圧巻。瀬戸内海や太平洋の絶景を見ながら歩ける海上遊歩道は、鳴門大橋の代名詞ともいえる場所です。
全長450mの『渦の道』。潮風を感じながら海上散歩を楽しめる遊歩道です。海上散歩の途中に、海上45mの足がすくみそうな高さから見下ろす渦潮は迫力満点。
スポットの特長
『渦の道』は、本州四国連絡橋である大鳴門橋の橋桁スペースを利用した遊歩道です。全長約450mの遊歩道と、渦潮展望室を設置した観測施設となっています。鳴門の渦潮は、イタリアのメッシーナ海峡、カナダのセイモア海峡の潮流と並んで、”世界三大潮流”のひとつと称されています。春と秋の大潮になると、潮流の直径が20mから30mにも達することがあります。その大きさは、世界一ともいわれています。『渦の道』は、世界レベルの潮流と大鳴門橋の体験見学できる子供も大人も楽しめる施設です。
「渦の道」を楽しむために知っておこう!
【事前準備や確認が必要なこと】
- 前売り券をオンラインチケット購入しておくと並ばずに入れるので事前購入しておくと便利
- うず潮には見頃の時間帯があるので、「渦の道」公式ホームページで渦潮出現期待度をチェック
- 営業時間は、夏季・GWと夏休み期間・冬季で営業がことなるので事前に確認するのがおすすめ
おすすめの場所
①遊歩道

全長約450mの網構造になっている遊歩道です。
【おすすめの理由】「渦の道」は、海面から約45mの上にある橋。強い海風の影響を受けやすいという面があります。そのため、橋本体への風圧を軽減する目的で、フェンス状の構造にし、海風を通す仕組みになっています。そのため、屋内の遊歩道にもかかわらず、潮風や波の音を感じることができます。鳴門海峡の雄大な景色を、左右に眺めながら海上散歩を楽しめます。
②ガラス床

遊歩道から展望室に行くまでに4箇所、展望室に8箇所。海を覗き込めるガラスの床があります。
【おすすめの理由】約45m下の鳴門海峡の海の様子を眺められるように設置されたガラスの床。ガラスの床を覗き込むと、轟音とどろく激しい潮流や渦潮をみることができます。ガラスの床は、強化ガラスなので上に立つことも可能。かなりのスリルがあります。同時に、海の真上を歩いている気分にもなれます。
③展望室

全長450mの遊歩道の先端にあります。本州四国連絡橋のほぼ真ん中にあたります。
【おすすめの理由】展望室から見渡すは、太平洋や瀬戸内海の様子はとても雄大で感動を覚える風景です。大鳴門橋の構造は、橋桁の空間を利用した回遊式となっています。そのため、鉄骨で組まれた橋桁の様子を観察できます。整然とならぶ鉄骨の光景は、幾何学的でアートな世界感を醸し出しています。
『渦の道』は、鳴門海峡に架かる大鳴門橋の車道下に造られた海上の遊歩道です。2000年(平成12年)に開業。高さ約45m、全長約450mの遊歩道は、網構造のフェンスから、鳴門海峡の潮風や波音を屋外にいるかのように感じられるのが特徴です。晴れた日には、瀬戸内海に浮かぶ島や行き交う船も見渡せます。世界三大潮流のひとつを橋の上から間近に体験できる貴重な施設といえるでしょう。
【「渦の道」についての公式ホームページ】大鳴門遊歩道 渦の道
アクセス
住所:徳島県鳴門市鳴門町(鳴門公園内)
【車で行く場合の豆情報】
*カーナビ設定住所:徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字福地65
・カーナビで施設設定する時の目的地は、「大鳴門橋架橋記念館エディ」にします。「渦の道」を目的地にすると、別の場所に案内されてしまうので注意が必要です。カーナビによっては、「大鳴門橋架橋記念館エディ」に設定すると、指し示す目的地が海の上になることもありますが、ちゃんと辿り着けるので安心してください。
・「渦の道」には、専用駐車場ないので、有料の「鳴門公園駐車場」を利用します。
・台数は限られていますが、車イス専用の駐車場もあります。利用する時には、公園駐車場のスタッフに声をかけると良いでしょう。
・「渦の道」の入口に一番近い駐車場は、鳴門公園の第一駐車場です。「渦の道」の入口まで、歩いて約10分で行くことができます。
〈神戸淡路鳴門自動車道を利用する場合〉
鳴門ICから約5分
〈徳島市内から〉
約30分
〈鳴門駅から〉
約15分
【公共交通機関でのアクセス】
JR徳島駅またはJR鳴門駅から徳島バスに乗車。『鳴門公園』で下車します。『鳴門公園』バス停から「渦に道」までは歩いて5分です。
*区間によるバス所要時間
・徳島ー鳴門公園 約80分
・徳島阿波踊り空港ー鳴門公園 約40分
・鳴門駅ー鳴門公園 約25分
【たび風<https://tabikaze.ave-volando.jp/>】は、旅行の計画をするさいの参考情報の提供を目的としています。
従って、【たび風】に掲載内容に基づく旅行の募集、手配及び取り次ぎ等に関する提供依頼やお問い合わせは一切お受けできません。
また、【たび風】に掲載の情報は取材時のものであり、変更されている可能性があります。
最新の情報を各施設等でご確認ください。
コメント